仕事での学び
・仕事の研修で、部下や後輩の指導に際して「コーチングとティーチングを区別せよ」と習ったことがあります。
・つまり、何も知らない新人にいきなり自ら考えさせるコーチングをしても意味がなく、何も知らない人にはまずティーチングしてあげないといけない。
・逆にティーチングをある程度している相手にティーチングばかりしていると、自分で主体的に考えて行動する人材に育たない。つまり指示待ちさんになってしまうから、どう進めるべきか問いかけをして本人に考えさせるように促していく。
育児への応用
・これは育児にも応用できて、何回かはティーチングしてルールや道理を伝えて、その後はコーチングに移って考えさせる、というアプローチは有効。
・「人間は言語で思考する」という表現もどこかで習いましたが、子供たちが言葉を発する2歳ごろから思考力は急速に高まって行くのではないかと思うと、その辺りからすでにティーティングで臨む局面か、コーティングで臨む局面か、親としては考えながら接した方が良いかもしれない。
・とはいえ子どもは親が普段何をしつけで言っているかは案外分かっているけど、心から湧き上がる衝動を制御できずに行動に走るケースが多いので、地道にティーチングとコーチングを繰り返していくことが子どもの成長につながるのかなぁと考える今日この頃。