歴史人物の子孫を育てる雑草パパ新聞

幕末から明治に活躍した偉人の子孫の成長記録。育児コラム・知育教材・人生の回顧録も記載していきます。

【パパ視点】子ども(幼児〜小学生)向け"社会(世界史)"への興味を引きだすご褒美12ステップ

パパ視点では、子供たちができるだけ早い時期から社会(日本史/世界史/地理)にも興味を持って日々過ごしてくれれば、いざ受験や期末テストで勉強に迫られた時時に比較的優位に楽しく勉強できるようになるはずだよなー、と考えています。仮に中高一貫校に合格しても、難関高校に合格しても日々のテストはありますし、結局最後は大学受験が待っています。また社会人になってからもグローバルにビジネス展開する上ではパートナーの出身国の歴史や最新の世界情勢を理解する必要があり、国内企業であってもグローバル化した社会において世界情勢を知ることで先を読む力が一段と高まることでしょう。世界情勢を読む力が出てくると株や投信でも強みを発揮し、稼ぐ力を高めてくれることでしょう。

かく言うパパは文系で理数系に弱いのですが、社会科目は比較的得意としており、教員免許も取得しました。自身も小さい頃の横山光輝の”三国志”をコミックで読んだり、ゲームで”信長の野望”をプレイすることで、大学受験の世界史の勉強はずっとやっていても苦にならないほど好きな科目でした。

いざパパとりなり、子育ての中で子どもたちが社会分野に興味を持ってくれそうなプレゼントがないか試行錯誤してきました。
今回はその中でも上手く子どもたちの社会(世界史)への興味を見事に引きだすことのできた12ステップをご紹介します。

ちょっとしたご褒美として、新たな世界への知的好奇心を引きだすプレゼントのヒントになれば幸いです!

■ステップ1. 世界史かるた

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[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力は簡単なゲームを通じて遊びながら世界史の人物やキーワードを覚えてしまうところです。

カルタを楽しめるようになる幼稚園くらいから、次のステップとしてピッタリです。

我が家では最初は当時ダイソーで売っていた歴史カルタで人物や年号、出来事をキーワードにした遊びから始めました。

■ステップ2. 文明の迷路 古代都市をめぐってアトランティス

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力も簡単な迷路を通じて遊びながら古代文明を覚えてしまうところです。
この本ではエジプト文明メソポタミア文明、インド文明、中国文明の4大文明の他、エーゲ・ギリシャ文明、ローマ文明、ケルト文明、南太平洋文明、マヤ文明、インカ文明をカバーしています。

こちらもカルタと同じように迷路なので遊びから導入することができます。絵本を見て楽しめるようになってきたらすぐにプレゼントしてみると良いと思います。

我が家ではパパと息子たちで何度も迷路をしたり、ページの左にある隠し絵を見つける問題に挑戦していました。
隠し絵も青龍、朱雀、白虎、玄武を探す問題になっていたり、関連知識が身につくようになっています。

■ステップ3. 伝説の迷路 ~ヤマタノオロチの世界から神話と物語の旅へ~

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力も子供達が迷路を通じて世界史のキーワードを覚えてしまうところです。
この本では、日本の神話としてヤマタノオロチが登場しますが、それ以外にも西遊記や七夕(いずれも中国の伝説)、ラーマーヤナ(インドの伝説)、アラジンと魔法のランプ(アラビアの伝説)、バベルの塔旧約聖書)、ユグドラシル北欧神話)、円卓の騎士やロビンフッド(イギリスの伝説)、オデッセイやラビリンス(いずれもギリシア神話)をカバーしています。

こちらは文明の迷路に興味をもってくれた次の段階としてプレゼントしてみると良いと思います。

我が家ではパパと息子たちで何度も迷路をしたり、ページの左の隠し絵や最終章の後にある登場人物を見つける問題に挑戦していました。
登場人物探しは、水滸伝三国志ガネーシャやクリシュナ、アリババとシンドバッド、モーセ、アダムとイブ、ラーやアヌビス等、世界史や文化史に登場する人物が対象になっており、世界史キーワードが広がります。

■ステップ4. 物語の迷路 アンデルセンから宮沢賢治の世界まで

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力も子供達が迷路を通じて世界史のキーワードを覚えてしまうところです。
この本では、アンデルセンの世界、不思議の国のアリス三国志ガリバー旅行記等をカバーしています。

こちらも文明の迷路に興味をもってくれた次の段階としてプレゼントしてみると良いと思います。

我が家ではパパと息子たちで何度も迷路をしたり、ページの左の隠し絵や最終章の後にある登場人物を見つける問題に挑戦していました。
登場人物探しは、三銃士、赤毛のアン、白鯨、千夜一夜物語老人と海ヘミングウェイ)、ロミオとジュリエットシェイクスピア)、ドンキホーテセルバンテス)、ロビンソン漂流記(デフォー)、ファウストゲーテ)等がキーワードに登場し、文化史を中心に世界史の知識を広げることができます。

■ステップ5. カードゲーム ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力は、世界史に登場する人物たちをかなりふざけた感じでミックスして勝負ができるところです。
例えばナポレオン、というカードは右手(ナ)、本体(ポレ)、左手(テス)といった形で3枚存在し、それぞれ知力と武力が記載されています。他のチンギスハンやソクラテスなどのパーツと合わせると”チンポレテス”のような正にキメラティックな人物が誕生し、その時に起きている戦争の種類によって武力の高いものが勝利したり、知力の高いものが勝利したり、また逆に低いものが勝ったりするゲームです。

そもそもこのゲーム自体が面白いのでいきなり始めても面白いのですが、事前に迷路系で大まかに時代や文明を理解していると、登場人物への理解が深まります。

我が家では正に変な名前の偉人を召喚してはふざけて笑っていました。ルールにはありませんが、ちょっとした神経衰弱のようにしてカードを下向きにしてバラバラに配置して、各人が順番に3枚ずつひいて、ちゃんとした偉人を召喚する遊び方も良いです。むしろこっちの方が正しく偉人の名前を覚えるのでオススメです。

■ステップ6. ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 死のプレゼンテーション

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力はふざけた初代ソクラテスラを拡張させてさらにふざけた偉人を召喚できるようなるところです。
基本パックで20数名登場しますが、ここでさらに20数名増やすことができます。

このシリーズは”ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴”という第三弾もあるのですが、歴史上の人物というよりは神話とかに登場する”神々”になってくるので、世界史キーワードの学習という意味ではちょっとマニアックすぎるので、ゲームとしては面白いですが、ステップとしてはさほどオススメではありません。

■ステップ7. ボカロで覚える 中学歴史 (MUSIC STUDY PROJECT)

※ 価格はAmazon楽天Yahoo!ショッピングで調べられるようにしてますので、ポイントや価格等で1番お得なところを是非チェックしてみてください。

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力はとにかく聴いてるだけで中学歴史のキーワードを覚えてしまうこと!そして無理やりキーワードを並べるタイプの音楽ではなく、何も知らずに聴いたら普通のJpopと思ってしまうほど音楽性のクオリティが高いのが特徴です。

どれも名曲ですが、今回の社会(世界史)で言うとオススメは『大航海時代(近世ヨーロッパ)/トラボルタ』ですね。
”わーれわれーはうみーへ出たー♪”から始まるスケール感の大きな歌です。

我が家ではだいたいドライブに行く時はこのボカロシリーズでいきますし、ご紹介したカルタやソクラテスラをやる時のBGMとしても有効です。動画を見せてあげるとこれまたドラマチックだったり、コミカルだったりで歌詞も出てくるので楽しいです。

■ステップ8. ボカロで覚える高校世界史 (MUSIC STUDY PROJECT)

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力はとにかく聴いてるだけで高校世界史のキーワードを覚えてしまうこと!そして無理やりキーワードを並べるタイプの音楽ではなく、何も知らずに聴いたら普通のJpopと思ってしまうほど音楽性のクオリティが高いのが特徴です。ここまでのステップはこの教材につなげるためといっても過言でないほどオススメのツールです。

どれも名曲ですが、今回の社会(世界史)で言うとオススメは中国歴代王朝史が学べる「起起落落」/ DATEKEN、入試超頻出地域史が学べる「スパイラル・ヒストリー・ワルツ」/ ガルナ(オワタP)
文化史が学べる「VOYAGE! -世界時空旅行-」/ ELECTROCUTICA、世界史英雄列伝が学べる「ビバハピ 世界史ver.」/ Mitchie M、なんかが我が家ではヘビーローテーションですね。

我が家の長子、次子は幼稚園の間に殷から始まる中国王朝が全て言えるようになりましたね。これはすごいです!

■ステップ9. キングダム公式ガイドブック 英傑列紀

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力は、何よりキングダムのストーリーが面白いので自然と登場人物を覚えていきます。三国志よりも前の時代の春秋戦国時代なので、殷・周・東周・春秋の時代はさすがに追えませんが、春秋戦国時代における中国の世界観が深く学べます。この登場人物を覚えるプロセスが結局のところ世界史の人物を覚えていくことと同じなので、一つハマる時代が出てくると、前後と同時代の日本やアジア、ヨーロッパ世界に関心を広げていくことができます。

ただしコミックは青年コミックだけあって表現が露骨なので、我が家ではコミックはプレゼントしていません。
我が家はアマゾン会員だったのでアマゾンプライムからNHK編集のアニメ版から入りました。
調べたところ、ABEMA TVやU-NEXTでも楽しむことができるようですので、お好みのプログラムで一度ご覧になってみてください。






アニメに興味を持ってくれたら後は人物伝を中心にプレゼントしていくととても喜んでくれることでしょう。

アニメとコミックで十分理解が深まったら世界史的な背景として以下の本もオススメです。

■ステップ10. 超ビジュアル! 世界の歴史大事典、超ビジュアル! 世界の歴史人物大事典

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力はそれぞれの時代時代や人物をマンガのキャラクターのように表現して紹介してくれる点です。

ちなみに世界史系だと他に三国志がありますが、もう少し文化史とか経済史とか広げてもらえるといいですね。
あと日本史だと合戦編があるので、世界史の戦争編もあるといいですね。

■ステップ11. 「地図」と「並列年表」でよくわかる 【超図解】日本史&世界史

[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力は地図を中心に世界史と日本史の年表をセットで学べる点です。
今までのステップで一通りのキーワードは頭に入っていますので、あとは歴史的な順序や流れ、世界史的な横のつながりを意識できるようになるとより立体的な知識が身につきます。
この本は学校の資料集っぽくなく、絵がコミックぽくなっていますので比較的入り込み安いのがオススメポイントです。

■ステップ12. 歴史コミック

<中国史

<ヨーロッパ>

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[★オススメ理由]
このプレゼントの魅力はそれぞれの時代時代をコミックの面白さを通じて深掘りできる点です。
ここまで来ると色々なジャンルの歴史マンガがありますので、また別の機会に整理して見たいと思います。

我が家ではひとまずキングダム→司馬遷史記へと興味をつなげていっています。
すで3巻は読んでくれました。


以上、今回は社会(世界史)への興味を引きだすご褒美12ステップをご紹介させていただきました!

他にも子どもの興味を引き出せた魅力的な教材やツールを紹介しているので是非ご覧になってください!
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