歴史人物の子孫を育てる雑草パパ新聞

幕末から明治に活躍した偉人の子孫の成長記録。育児コラム・知育教材・人生の回顧録も記載していきます。

【育自コラム 育児は育自】5歳児の「プール辞めたいぃー!!!(涙)」問題へのアプローチと結果

久しぶりの育児コラムです。長子が突然「プール行きたくない!辞めたいぃ〜」と泣き出しました。昨晩は仕事で終電帰りでしたが田原さんの朝まで生テレビ「激論!ド~する?!日本“新型コロナ”パンデミック」を2時過ぎまで見てしまい非常に眠いですが、プールの合間に経緯と結末を記します。

■経緯
・3週目のプールでの出来事。ビート板なしのクロールを本格的に練習しているが、いち、にー、さん、ぱのリズムが遅れるのが課題となっている。
・その日も相変わらず息継ぎが長過ぎて沈みそうになりながら泳いでいた。
・プールの最中に詳細経緯は見切れていなかったが、窓越しに見ると突然泣いていたので、何かあった模様。
・帰りのバスで本人に聞くと、息継ぎがうまく出来ずコーチに指導されたら泣いてしまい、泣いて泳ぐのでむせて水を飲んでしまい、途中で立ってしまい、泣いてたことを知らなかったコーチにまた叱られた模様。
・しかしその日の終わりの遊び時間は楽しそうにしていたので、それほど引きずらないかと一旦静観。
・4週目のプールの日の午前中、「行きたくない」、「辞めたい」と泣き出す。

■対処
・「どうしたの?」と聞くが行きたくない、辞めたいと泣くだけ。「先週コーチに叱られたから?」とママが聞くとウンと言いながら泣き続ける。【まずは話を聞く。傾聴】

・コーチは怒ったわけではなく上手に泳げるようにアドバイスしてくれてるのだと説明。【事実誤認の是正】

・かく言うパパも小さい頃プールを習っていて、隣の子にタオルでちょっかいを出されて反撃していたらコーチに2人で遊んでいると誤解されて(体操してなかったのは事実)端っこに立たされて、体操しないやつはプールに入れない!と叱られて、プール辞めたいとばーばに言い出したエピソードを共有。【共感】

(今考えてみれば当たり前だが、当時は怒られたことが嫌で悲しくて、プールに行くことやそのコーチに会うことが一瞬で嫌になる。子供なのですぐ忘れるが、それを思い出すとリアルに不安が蘇り、行きたくなくなる。理屈じゃなくて感情問題。)

・体操の最中に泣いたり辞めたりしても問題解決にはならず、乗り越えるためには実力をつけるしかないと説明。【問題解決策の提示】

・泣きたければ泣き続けなさいと本人に考えさせる。【自立自律の促し】

・その後パパが買い物行って帰ってきたらケロっとしていた。予想外ではあったがケロっとするに越したことはないので静観。買い物ついでに団子を買って「プール元気に行けるように桃太郎さんの吉備団子買ってきたよー!」【勇気づけ】

■結果
・いざプール出発直前でも何も引きずっておらず、進級したらレストラン連れてってねとお願いされる。

・プールに到着しても特に問題なく遊び、準備体操する。着替えは少し甘えてきたけど、今日は次子がいないからのような気もする。

・プールが始まると一番前に並んで学ぶ気満々。

・やはりビート板なしの息継ぎが沈みがちで15mとか20mあたりでスロープを掴んでしまうことがある。

・でも今日な泣かずにやってた。プール終わって「どうだった?」と聞くと「楽しかった!」とのこと。

・バスの中で「改めて今日なんで泣いてたの?」と聞くと「溺れるのが怖かった」とのこと。コーチというよりもビート板なしのクロール自体に不安だったのかも。そもそもこの頃は事実認識も自分の心情認識も混同するので明確な原因はその時どきだったりする。

・「どうやって乗り越えたの?」と聞くと「勇気を出した。」とのこと。意外と吉備団子が効いたのかもしれない。笑
確かに子どもは感情で大分振れるので、プラシーボ効果に訴えるのが効果的かも。個人的には信仰や迷信に頼るのは好まないものの、マインドセットやアンガーマネジメント、ゾーンに入るなどメンタルがモノを言う世界が大人も多々あるのである程度御守りとか、それこそご先祖様が守ってくれてるとか、そんな考え方ができることも大事かもしれません。

・また来週になると泣き出すかもしれないが、こんなことの繰り返しで実力がついていくのかもしれない。人生や夫婦関係と同じく、なんでもかんでもいちいち白黒決着をつけないで経験を継続していくだけで自然と問題が解決(というか消滅)していくこともあるのかも。

■参考アイテム
・子どもの勇気づけに、吉備団子。

内定ブルーになった時に救いの一助となった一冊

以上です。「勇気を出した」っていい言葉でした。