歴史人物の子孫を育てるパパ新聞

幕末から明治に活躍した偉人の子孫の成長記録。育児コラム・知育教材・人生の回顧録も記載していきます。

出産立会いに際して夫視点での1日(大学病院編)

「いよいよ妻の出産だけど、どんな1日になるんだろう」と思ったことはないでしょうか?

出産場所や時期によってかなりケースバイケースですが、下記条件での一事例をご参考まで記載します。

[ケース前提]

・2020年初旬冬

・日本国内大学病院での計画出産

・経産婦

・出産中の撮影は禁止。(取り上げ後は撮影可能)

助産師は2名(1名ベテラン、1名若手)体制。

 

[夫視点の1日の流れ]

7:30 起床、朝食、荷物の最終準備。

8:30 子どもたちを応援に来てもらった両親に預けて、奥様と共に病院へ出発。

9:30 病院で入院受付。

※大学病院の場合は出産以外の入院患者さんが多くいらっしゃるので、時間に余裕を見ると良いです。

10:00 受付完了、産科病棟で担当看護師さんより病室や病棟案内を受ける。個室か相部屋かで違いはありますが、夫は荷物の整理整頓などのセッティングを手伝う。

10:30 奥様は各種測定、検診を受けて、採血及び点滴用の器具を取り付けます。夫は基本待機です。

11:30 奥様は昼食(病院食)。点滴器具が利き手についていると奥様は食事が取りにくいので、必要に応じて食事のサポート。

夫は自分の昼食を買出ししつつ、奥様が追加で必要なものの買出し。

12:00 初めて医師と面会。万が一の際の帝王切開承諾書や輸血承諾書、大学病院であれば匿名での研究用データ提供協力の承諾書に関する説明あり。

12:30 奥様の昼食セットを配膳台に戻す。上述の書類を完成させる。

13:30 計画出産のため促進剤を服薬開始(1回目)夫は奥様が飲みやすいようにお水や白湯を用意する。その後は妻と談笑又は仮眠が取れるならお互い休むのもよし。

14:30 促進剤を服薬(2回目)。陣痛を促すためにあぐらの姿勢になることもあります。

15:30 促進剤を服薬(3回目)

16:30 促進剤を服薬(4回目)

17:30 その日最後(5回目)の促進剤服薬。奥様の状況次第で陣痛間隔が十数分間隔から数分単位に短くなっていきます。また痛みも高まっていきます。夫は奥様の希望に応じてマッサージをしたり、うちわで扇いだり、飲み物を渡したり、痛みの合間に談笑したり、臨機応変に対応。

※経産婦さんは過去の出産時の痛みを100とした時に、いまどれ程の数値になるかを伝えると助産師さんたちに感覚が伝わりやすいようです。

※医師が定めた投与回数に至り、陣痛感覚の波が落ち着いてしまう場合、翌日に改めて今度は点滴による促進剤投与に切り替わることもあります。

18:30 状況次第で内診グリグリ。夫は部屋で待機。

19:00 分娩室へ移動。奥様が分娩台に乗る頃には痛みがかなりキツくなっているので、痛みを散らすポイントを奥様と助産師さんと連携して探してマッサージします。横向きであれば背中や腰をさすることができるので夫の出番です。陣痛が3分置きにくるくらいでした。

19:30 赤ちゃんの位置を変えるために四つん這いに体勢変更。夫は背骨の腰に近い付近をゆっくりマッサージをします。陣痛の合間は飲み物のサポート。分娩室は部屋が暖かく設定されているので、うちわで扇ぎ始めるのも良いです。

20:00 子宮口5cm前後。助産師さんが陣痛の強弱を見てウォーキングを勧めることもあります。当然歩いている最中に陣痛が来ます。奥様は手すりに捕まって陣痛と戦いますので、その際は背中や腰をさすって痛みを散らすサポートをしましょう。

21:00 子宮口6cm〜7cm前後。分娩室へ戻って陣痛がさらに強くなります。間隔は1分〜2分となり、陣痛で苦しむ時間も1分程度続くようになって来ます。経産婦でも笑う余裕がなくなって来ます。夫は片手でうちわを扇ぎつつ、陣痛を緩和するための腰マッサージを並行して行います。腰マッサージもマッサージというよりも掌底でグリグリし続ける感じです。片手でグリグリも腕が貼ってくるので、陣痛の周期のたびに右手と左手を交互に変えながら掌底を行います。

21: 30 子宮口8cm前後。掌底では痛みの散らしが足りなくなるため、夫は握りこぶしで腰付近をグリグリすることになります。

22:00 間隔は1分からそれ以下となり、ほぼ陣痛の痛みが継続する状況が続きます。とにかく奥様がリキむために陣痛の痛みを全力で散らしにかかります。腕の力だけでは痛みの散らしが足りなくなるため、陣痛の波が来るたびに全体重をかけて拳グリグリに力を注ぎます。少しでも波が去るタイミングがあれば即座にペットボトルを渡して奥様に水分補給をし、自分自身も水分補給します。そして次の波に備えてうちわを仰ぎ続けます。

22:15 奥様の状況によりますが、今までは背中の片方の腰付近(例えば右側腰付近、または左側腰付近)の拳グリグリを希望していたものが、右側左側両方の腰付近への拳グリグリを求められる場合はもう腕が攣るのを覚悟で全力を痛みの散らしに注ぎましょう。陣痛に耐える奥様を目の前にすれば夫の腕の負担なんて大したことはないと思えると思います。

22:25 子宮口が全開となります。分娩台に仰向けになって赤ちゃんが旋回して出て来る段階になります。この段階になると助産師さん2名体勢だったのが、3名〜4名体勢になります。ドクターを呼ぶ呼ばないといった会話も助産師さんの間でなされ始めます。

ここまで来ると夫による力仕事は無くなって来ますが、奥様の頭側に立ってうちわで仰ぎ続けます。そして瞬間でも奥様が水分を欲する時があれば即座に飲み物を渡すのが役割になってきます。奥様も発狂するレベルになりますので、状況を直視できない男性もいらっしゃるかもしれません。

22:40 赤ちゃん取り出し。助産師さんに取り上げられ、赤ちゃんは奥様とご対面し、羊水の吸引や体を拭いてもらいます。奥様は状況次第で会陰縫合など、お医者様による処置を受けます。夫は撮影許可がある病院であれば、奥様に代わって赤ちゃんの撮影を行います。

23:30 奥様への処置が終わりつつある中、並行して誕生した赤ちゃんの入院手続きを行うために必要な書類を夫へ渡されますので、病院の窓口に提出します。翌日以降の段取りを助産師さんやスタッフから教えていただきます。

00:15 事務手続きを終え、終電で帰路につきます。

 

以上です。あくまで一事例ですが当日のサンプルイメージとしてご参照ください。

命がけで赤ちゃんを産んでくれる奥様を全力で支えてください。